3つのポイント。美しくメロディーを弾くために

これさえすれば。よく響く音でメロディーを弾くために。歌うように、滑らかに。

美しくよく響く、プツプツ切れず、ゆったり、と美しいメロディーを弾く。

これはみんなの憧れです。

自分で色々試したけど、なんともうまく弾けない。表情のつけ方がわからない人だけ、読み続けてください。効果は絶大です。

なめらかに弾くために。

よく響く美しい音で、ゆったりとなめらかにメロディーを弾くには、外せないポイントがあります。

  1. 脱力していること (Body)
  2. 一つ一つの打鍵の、入口と出口で体の動きを止めないことー常に動いていること。(Body)
  3. ***を考えること。(Mind)

脱力して弾く

脱力に関しては、ここ数年、やっと日本でも、ピアノ先生達が注目するようになってきました。

体の構造と、動きの原理を知って、ガチガチに固めず、リラックスして弾く、ということですね。日本のピアノ教育もずいぶん変わりました。すでに、たくさんの先生が勉強されて、広がってきているコンセプトです。

これは基本中の基本です。

ネット上や書籍でもたくさんの情報があるので、参考にされてください。

常に動いていること

ここからは、私独自の方法です。自分や生徒さんがうまく行った時に、何が成功原因なのか、調べた結果です。

ポイントは

打鍵の入口と出口で、体の動きを止めないこと。

説明します。まず言葉の意味のチェック。

打鍵ーピアノのキーを下げる動作

入口ー打鍵をする直前

出口ー打鍵をした直後

この二つのタイミング、直後、直前、は、滑らかに弾く上で非常に大切なポイントなのです。

音から音へ、つなげてなめらかに弾くには、

打鍵の瞬間でなく、

打鍵の直前と直後の動き

意識の使い方が、

とても大事なんです。

  • どうやって、体を打鍵する位置に動かしていくのか(直前)
  • どうやって、打鍵が終わった後、次に動いていくのか(直後)

人によって、受け取りかたが違うでしょう。色々な言い方ができます。

  • 2つの音の間
  • 音から音への間
  • 次の音に進むまでの間
  • 打鍵への入り方と出方

なども同じ意味です。

このポイントに気づいていない先生や、生徒さんはとても多いように思います。

  • 打鍵の直前に、静止しないこと。それまでの体の流れ、動きの、延長で打鍵に入ること。
  • 打鍵が終わったら、鍵盤の底で、脱力したまま動きを止めないこと。続けて、次の音へ、少しの静止状態もなく、動き続けて進むこと。

音の間に寄り添ってみよう

体の動きに、

常に

意識を寄り添えて、

音と音の間、

次の音が出る直前を

よお〜く聞くことで、

誰でも滑らかに、

美しいメロディが弾けるんです。

次回はこれを動画で実際に説明したいと思います。

今日のお持ち帰り
大事なのは、直前直後。
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