変拍子は怖くない

インディジョーンズ、失われたアーク。

これは代表的なアメリカ映画なんだけれどみなさんご覧になったことありますか、主演は若い時代のハリソンフォードです。音楽はスターウオーズも書いている
ジョンウイリアムズです。ノックスヴィル交響楽団とともに映画鑑賞会に出演しました。

ステージはこんなかんじ。

私の仕事はシンセサイザー。一つの映画中になんども音が変わります。例えば
パイプオルガン、女性コーラス、電子ピアノ、ざわざわとした風の音、など。こういういろいろな音源がシンセサイザー一台の中に入っていて楽譜の指示に沿ってコンピューターのボタンをクリックして、それぞれの楽器の音に変換して演奏するわけです。

これまでにハリーポッターを含め何度か映画音楽演奏の仕事はしたことがあるのですが、やっぱり普段使い慣れていない環境なので、ちょっと緊張します。見るのが指揮者、楽譜、そしてコンピューターのスクリーンとふえるわけです。でも一人で目立つ音の時、例えばオルガンなどは結構快感なんですよ~

今日シェアをしたいことは、このインディアナジョーンズの中にもたくさんある、変拍子について。日本での勉強中はほとんど出会わなかったものですが近代音楽を弾くようになって、変拍子にもずいぶんとなれてきました。ソロではなくて、特に伴奏したり室内楽を演奏する場合、ピアニストの目と脳、ってものすごく速いスピードで、見て判断しています。楽譜から得る情報をシンプルにしておくことはとっても大切です。アメリカのミュージシャンはほとんどみんなやっていることなのですが、拍子をサインで表す方法を紹介します。


3拍子は三角、4拍子はプラスサイン、5拍子は2プラス3でこんな感じで表すと瞬時に頭にはいってきやすいですよ、数字で読むより伝達がずっとスムーズです。ぜひおためしあれ。

次回はもっと変拍子を簡単に弾く練習の仕方についてお話しします。お楽しみに~

 
 
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。