『弱く弾こうとするとよく音が抜けてしまう』ーというお悩み相談をいただきました。
どんなに弱い音であっても、小さすぎて、あるいは、微妙すぎて、聞こえなくては意味がないですね。
今日は、ppでも、pppでも、望んだ通りの弱く、そして美しい音の出し方のお話です。覚えれば、心が必ず伝わる音になりますよ。
ピアノは鍵盤が底に到達した時に音が鳴ります。指でなくても、鍵盤の上にオレンジをおいても、肘を乗せても、重みがあればなんでもいいんです。ただ、『どんな音が鳴るか』は、
1、底への到達の仕方
と、
2、その後の、離れかたによって変わってきます。
一番大切なことは、
指先が底に到達した時の,
接点の感覚を鍛えること。
次回はこの具体的な練習方法をお伝えします。