ソロで演奏するということ

伴奏や室内楽の仕事、教えること、いろんな人と関わって協力していくことも好きだけれど、一人でソロで弾く演奏会はやっぱりなんとも言えない、緊張感、責任感と、そして、子供の頃からずっと感じてきた、自分自身を小さく感じ、また何か大きなものとつながる感じを最も強く体験できる機会です。本番までのプロセスは、一人でずっと練習して、孤独感もあるけれど、自分と一番の友達になれるような、そんな感覚でもあります。今回はスカルラッティのソナタ、モーツアルトのソナタ、そしてシューマンの幻想曲を演奏しました。テネシー大学には、それはまた美しいハンブルグ製のスタインウェイがあって、とても幸せなひと時でした。きてくださった皆さん、お世話になった先生方ありがとうございました。

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